論文を読みやすくするために私が使っているChromeの拡張機能などの便利ツールをいくつか集めてみました。知らなかったものがあれば、是非試してみてください!
Contents
① Koperino (Chrome 拡張機能)
Chromeに Koperinoの拡張機能を追加しておけば、Web of Science や Pubmedで文献を検索した際に、下記のように、Koperinoのロゴと共にView PDFというボタンが現れます。

このボタンを押すと、出版社のページに飛ぶことなくその場でPdfを見ることができます。えっ?そんなに便利じゃない?待て待て、まだ慌てる時間じゃない。Koperinoのいいところはここからなのだから。
さて、 Koperino で論文を開き、しばらく時間が経つと、「ロッカーに保存されました」という表示が現れます。これで、書籍情報がロッカーに保存されます。

これが本当に便利なんです。いろんな文献を読み漁っていると、いちいち文献情報をメモしたり、Endnoteに入れたり、PDFを保存したりというのは面倒でやってられません。それをKoperinoが自動でやってくれる訳です。検索機能が優れているので、キーワードを入れるだけで過去に読んだ文献に簡単にたどり着けます。
また 、KoperinoのPDF viewerにはEndonoteに書籍情報を送る機能も付いているため、Pubmedの「send to」機能を使うために、出版サイトとPubmedを行ったり来たりする必要もなくなります。
私は無料で使用しているので、使ったことはありませんが、有料プランだとDropboxともリンクできるみたいです。
もう私はKoperinoが使えないとイライラするくらいに、頼り切っています。それくらい便利なので、是非試してみてください!
Koperinoの公式webページ
https://kopernio.com/?lang=ja
② Google翻訳 (Chrome 拡張機能)
https://chrome.google.com/webstore/detail/google-translate/aapbdbdomjkkjkaonfhkkikfgjllcleb?hl=ja
論文を読んでいる時に限らず使えるChromeの 拡張機能 ですが、あれこの単語どういう意味だっけとか、ちょっとこの文章分かりづらいなという時にとても便利です。
この 拡張機能 を使えば、Google翻訳にコピー&ペーストする必要がなくなります。(デフォルトの設定かどうかは忘れてしまったのですが、)翻訳したい部分をドラックするとGoogle翻訳のアイコンが出てくるので、そこをクリックするだけで、翻訳文がポップアップとして出てきます。
設定は、ブラウザーの右上にあるGoogle翻訳アイコン(ピン止めしてなければパズルマークの中にあります)から変更可能です。

③ Weblio英和辞典プラグイン (Adobe Acrobat)
再び翻訳になりますが、今度はWebブラウザーではなくAdobe AcrobatでPDFを読んでいる時に使えるプラグインです。
単語を選択すると。その場で単語の意味がポップアップとして出てきます。そのまま、Weblioの単語帳に登録する機能もついているので、分からない英単語をまとめて復習したいという時にはとても便利です。
ただ、単語ではなく、文章を選択した場合はWebブラウザーで飛ばないと翻訳が見れません。いちいちWebに飛ぶのも面倒なので、あくまでも英和辞典として使うのがよいかと思います。
ちなみにですが、WeblioはChromeの拡張機能として、「Weblio ポップアップ英和辞典」というものも提供してくれています。②のGoogle翻訳と似たような使い方ができるので、好きな方をご使用ください。個人的には、 Google翻訳 に軍配があがるかなと感じていますが、、、
+α コピペする時にPdfの改行がうざい (オマケ)
案外と知らない人がいるみたいなので、オマケみたいなものです。Pdfの文章からコピペする際に改行コードがうざったいかと思うのですが、いったんwebブラウザーのアドレスバーに張り付けて、再度コピーすれば改行コードが消えます。
改行コードを置換したり、ましてや手で一個一個消していくなんてことは必要ありません!
まとめ
① Koperino (Chrome 拡張機能)
② Google翻訳 (Chrome 拡張機能)
③ Weblio英和辞典プラグイン (Adobe Acrobat)の
の3つのお役立ちツールを紹介させていただきました。
世の中には便利なものを作ってくれる人がたくさんいて、本当にありがたいですね。面倒くさいことはどんどん減らしていきましょう!